B053【織田信長公との歓談】19年5月頃談
※写真は当時謁見した宣教師が書いた。デスマスクは信長公側近でヨーロッパから人身売買で来ていた弥助(黒人)が作ったと思われます。(ヨーロッパしかデスマスクの習慣がなかった)。信長公の首は三河にある寺の松の木の根元に植えられたとか・・木の幹から信長公の顔らしき形が出てきたとかで、2回も削ったとお寺の方が言われていました。
巫 女>今、何をされてますか?
信長公>何をしとるかと言えば戦さじゃ
まだ、油断ができぬのでのう
まだまだいつやってくるかわからん
世の中にはワシの敵は
本能寺の者だけではない
背後にもいつ裏切り者がいるかわからん
だから うかつに寝てはおれん
ワシはのう こうやっていつも
お主らの心を見てる
心を語らぬ者ほど嘘をつくでのう
だから 人をみる
ワシの意見は以上
何も変わってはおらん
巫 女>少しはよくなったかなぁと
思ったんですけどね
秀吉も上がってきていますから
殿はそちらで 幸せですか?
信長公>どちらでもない 幸せと言うものは
いつ感じるものだろ?
わからぬ 私はその幸せと言うものが
わからぬ 何をもって幸せと言うのか?
おなごか?石高か? いや何もいらぬ。
何も信じれぬ もはや信じれるのは
オノレだけである。
それなくして戦えぬ 誰も信じぬ
誰も、何も。ワシはワシの道を行く
それだけじゃあ!
巫 女>聞く耳を持たない
頑固なオヤジと言う感じですね
信長公>なんじゃとう!!
阿 山>地獄にいる感じですか?
巫 女>人を信じきれなくなったんでしょうね
ある意味人間を信じないから
自分を信じる 人を信じるのは一つの真理
自分は正しいという世界にいる
進化が早いか?といえば
世の中の時勢 流れからは止まったまま
阿 山>まだ本能寺で亡くなった
ままの状態ですか?
巫 女>そうですね。
織田信長をやり続けるのは
立派なんですけど
タフですね。
孤独じゃないかとね
阿 山>やはり本能寺で亡くなった?
巫 女>だと思いますね。
信長公>戦いじゃあ 何がどうなってるか
よくわからん 私はここにおる
死んではおらぬ
阿 山>歴史的には信長さんは
本能寺で明智にやられたと
いう話なんですが・・・
信長公>明智など相手にはせん 奴は裏切り者だ
当たり前のことを 当たり前にできん男だ
何をぬかす!
奴にやられたわけではない
阿 山>筒井順慶は覚えておられますか?
信長公>筆が達者な奴であった
阿 山>信長公から娘をもらっていますよね?
信長公>お主何者ぞ 私の娘をやったと
ありし日のことよのう
女子ができたか?男ができたか?
ワシの耳には入ってこんぞ
ワシは何もわからん
巫 女>混乱してるのかな意識が
止まっちゃってるのか
情報が耳に入って
来ない感じですね。
生きていた時は意識があったと
思いますが止まっちゃている
阿 山>無間地獄みたいな感じですか?
巫 女>本人はすごいタフな魂の方で
いやだとか辛いとか言わない
男として絶対、弱音をはかない人
武将たる者 こうい姿勢でないと
人が従ってこなかったと
そこはすごい立派でしたね
ただ反省は無いのかもしれない
阿 山>今の日本人に
メッセージお願いします
信長公>何事ぞ、戯言だ! 今の日本人だと
どいつもこいつも オノレを持たぬ
せいじゃ(生者?)たる者
オノレを極めよ!
本当の自分になるために
おのが道を極めねばならぬ
たとえ戦であろうと オノが刀で切ろうとも
亡くなるのは本望じゃ 極めたのならばそれでよし
オノが道を生きたという
誠にほかならぬ 大和ごころ
ありがとうございます。